かしいさんのはじめて個人開発

お笑いライブ検索サイト「ワラリー!」を運営しているフリーのWEBエンジニアです。超ド初心者がつまづきがちな、個人開発にまつわるあれこれを書いていきます。

#技術書典 6にサークル参加したい人向け!最近の傾向と対策まとめ #techbook_meetup

もくもく執筆会 #techbook_meetup に参加して得た、技術書典に関する知見のまとめです!

※参加者の方からお聞きした話なので、一部情報が古かったりする場合もあるかもしれません。
個人の見解として参考にしていただければ!(事実と異なる場合は修正させていただきますので、お手数ですがコメントいただければ幸いです)

中の人は技術書典6で「個人開発がやりたくなる本」という本を発行予定です! blog.warally.info

技術書典について

イベントの雰囲気

  • ジャンルはどんどん細分化されてきてる。一般客は自分の気になるジャンルを見て、他のジャンルはあまり見ない傾向。
    →サークル申込時に適切なタグ付けをして、本の内容にあったジャンルに配置されることが重要
  • 午後3時あたりになると、本を買いにきたというよりは「どんなイベントか見にきた」という偵察の人が増える。(ただし、今回は有料化するのでそういう冷やかしの人は減るかも)

スペース作成時の工夫

  • 一般客が本を立ち読みできるかできないかは混雑度合いによる。混雑してると立ち読みして吟味できないので、タイトルやポスターなどだけで買うかどうか決める。
    →技術書典6は入場の有料化で多少混雑は緩和されるか?スペースで目立つためにはポスターは依然重要。
  • さっとスペースを通ったときに認識しやすいよう、本のタイトルは短くした方がよい

技術書典一般客のマインドについて

どんな本をみんな買いたいのか

  • 本屋(商業誌)にないものを買いたい
    →最新技術の最新の情報、商業誌であまり取り扱っていない技術のノウハウ本
  • 立ち読みしたときに、ググって出てきそうな情報だったら買わない
  • ボリュームを求めるので、薄い本は苦戦する傾向
    →ネット上で分散してる情報を本でまとめて読みたい、というニーズが強い
    →B5サイズでペラペラにするより、A5サイズで厚くした方がよい
    →ただし、A5はコードが読みづらくなるので、コードが多いならB5にした方がよい
    →コードは1行80文字で書いてる人が多い
  • 全く知らない技術の同人誌をふらっと買うこと会場で見かけたから買う、ということはほぼない。みんな自分が興味のある技術のコーナーに狙い打ちでいく。

価格のつけ方について

  • サークル主側が500円玉を扱いたくないので、値段は1000円か2000円が多い。1500円という中間の価格帯はあまりない。
  • だいたいみんな1000円で値付けするので、持ったときに相対的に薄すぎると買わない(1000円で売るなら70〜80pはほしい)
  • 安いから買う、高いから買わないということはあまりなくて、内容に興味があれば買う。「悩む」くらいの場合は、立ち読みでパラ見したときの内容や本のコスパを見られる。

技術書典での本の販売について

どうしたら手にとってもらえるのか

  • 表紙のレベルが技術書典4からどんどん上がっている。サークル数は増える一方なので、表紙のクオリティーを高めることはかなり重要。
  • とにかく原稿を早く書き上げれば書き上げるほど有利。3月の時点で本の内容ができてればその分1ヶ月間、本のマーケティングができる。3月から書き始める人と1か月の差ができる

部数について

  • サークルで当選できないとかなり出る部数が落ちるかも。全然関係ないスペースに委託だとやはり厳しい。
  • 前々回(技術書典4)までは頒布数の中央値は100部だったが、前回(技術書典5)はサークル数が増えたので中央値が減っているかも。
    前回は1〜2冊だけ買いにきたという人も多かった。ただし、今回(技術書典6)は有料化の予定があるので、来場者数が減ったとしても1人あたりの購買数が上がる可能性が高い。

技術書典で売れた本の成功理由

AWSをはじめよう(1500部売上):効果的なマーケティング

  • 広報の仕事をしていた経験があったため、ものを売るためのノウハウがあった
  • 表紙デザインを発注した際に「中身を全部読ませろ」と言われたので、1月頃には本の内容が完成していた。結果、いろんな人にレビューしてもらったり、ネット上でマーケティングに割ける時間が増えた。
  • 技術系のイベントに参加していろんな人に相談した結果、イベント前から「面白そうな本が出るらしい」とうわさになった。
  • 「DNSをはじめよう」本のヒットでインフルエンサーとの人脈ができ、事前にインフルエンサーにレビューしてもらって宣伝できた&本のクオリティーを高められた
    詳しくはmochikoAsTechさんがご出演された回のしがないラジオをお聞きくださいませ! shiganai.org

セイチョウ・ジャーニー (350部売上):共感しやすいストーリー

・雑誌的なスタイルにして、合同誌として読みやすくした
・小説、コラムなどいろんな記事を順序立てて、ストーリーをつくった

完全版SIer脱出マニュアル(800部売上):インパクトのあるタイトル

・商業誌顔負けのタイトルのよさ。タイトルで煽りながらも中身はきちんとしているというギャップもよかった。